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庭の計画

敷地を正しく理解し、目的に合った庭を計画するための基礎を学びます。

狭いサイドヤードの小道

導入:なぜ計画が重要か

庭づくりで最も重要なのは、最初にしっかりとした計画を立てることです。衝動的に植物を買って植えてしまうと、後で手入れが大変になったり、イメージと違ったりします。

特に日本の住宅では、敷地が限られているため、計画段階での判断がその後の満足度を大きく左右します。

ステップ1:敷地調査

玄関アプローチの調査
記録する項目
  • 敷地の大きさ(実測推奨)
  • 日当たり(朝・昼・夕方)
  • 風の通り道
  • 既存の樹木・構造物
  • 排水状況と水はけ
  • 隣家との境界と視線

ステップ2:ゾーニング(空間の区分)

狭い庭でも、用途別に空間を分けることで使いやすさが格段に向上します。

アプローチゾーン
玄関までの動線。来客対応と第一印象を決める重要な空間。
くつろぎゾーン
ベンチやテーブルを置いてくつろぐスペース。家族の団らんにも。
作業・管理ゾーン
ゴミ置き場や物置、剪定作業の動線を確保。

ステップ3:計画の立て方

1. 目的を明確にする
「家族でバーベキューをしたい」「四季の花を楽しみたい」「手入れを最小限にしたい」など、優先順位を決めます。
2. スケッチを描く
方眼紙や無料ツールを使って大まかな配置を紙に起こします。実際の寸法を意識してください。
3. 予算と時期を決める
一度に全部やる必要はありません。数年かけて段階的に整備する計画も有効です。

よくある失敗例と対策

成長を過小評価
10年後の樹木の大きさを想像せず植えてしまう。→ 植栽時は最終的な大きさを調べてから選ぶ。
排水を軽視
雨の日に水が溜まる。→ 施工前に勾配と排水溝を確認。
日当たりを無視
日陰に日なたの植物を植える。→ 1日を通して観察してから決定。
チェックリスト
□ 敷地を正確に測った
□ 日当たりを1日観察した
□ 家族の希望をすべて書き出した
□ 予算の上限を決めた
□ 維持管理にかけられる時間を決めた
□ 既存の設備(水道・電気)を確認した
このレッスンの次のステップ
小庭の設計を学ぶ 植物の選び方へ
学習時間目安
約35分